部門紹介リハビリテーション部

部門紹介 リハビリテーション部

Philosophy障害を持つ人々や高齢者及びその家族が、住み慣れた地域で、
いきいきと心豊かな生活が出来るよう、
良質で信頼されるリハビリテーションを真心込めて提供します。

当リハビリテーション部は、2022年7月現在、理学療法士10名、作業療法士3名、言語聴覚士2名が入院・外来でのリハビリテーション業務に従事しています。
運動器疾患・呼吸器疾患・脳血管疾患の患者さんに加え、がん患者さんに対して、術後のADL改善や緩和期のトータルペイン(全人的苦痛)の軽減、生活の質の改善ができるように、各専門職が協力し取り組んでいます。
生活環境や退院後の生活を想定し、日常生活動作の練習を行っています。
また、退院する前には自宅訪問し、実際に動作を行い改善点や注意点を確認します。その際、必要に応じて手すりの設置・段差解消など住宅環境の調整や提案をさせて頂いています。

  • リハビリテーション利用時間

    診療時間 金 

    午前   8:50~12:00

    午後   14:00~19:00

    ※土曜の午後の診療時間は14:00~18:00、水曜午後・日曜・祝日は休診となっています。年末年始、お盆などの長期休暇中は入院患者のみ午前に診療を行っています。

  • リハビリテーション適応疾患

    • 運動器疾患(例:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、骨折、腱板損傷、肩関節周囲炎、スポーツ傷害など)
    • 呼吸器疾患(例:肺炎、COPDなど)
    • 脳血管疾患(例:脳梗塞、脳出血、頭部外傷など)
    • がん疾患(例:がん術後、緩和期のリハビリテーション)
  • 理学療法

    患者さんに合った運動(ストレッチや筋力トレーニングなど)や体操を行い、身体機能を高め、「立つ、歩く」をサポートします。 退院後も安全に生活できるように住宅環境に合わせた治療をご提供します。

    理学療法
  • 作業療法

    食事や排泄、着替えなど日常生活に欠かせない動作(ADL:日常生活活動)や、買い物・掃除・洗濯などの動作(IADL:手段的日常生活動作)が再び行えるようにサポートします。

    作業療法
  • 言語聴覚療法

    聞く、話すなどのコミュニケーション機能、食べる・飲み込む等の摂食嚥下機能の低下がある方々に対して、機能向上を目標に治療を行います。

    言語聴覚療法
  • 物理療法

    • 低周波治療
      筋肉に電気刺激を与え、血流の改善を図り痛みの軽減を図ります。
    • 極超短波治療
      電磁波により身体の深部を温め、血流を改善し痛みや痺れなどの症状を和らげます。
    • 頸椎・腰椎牽引
      脊椎や椎間板が神経根に与える圧迫の軽減・牽引部位の筋スパズムの改善を図り、痛みや痺れを和らげます。
    • 超音波治療
      超音波が発生させる熱を利用し、身体のより深い位置まで温め痛みを軽減します。
    物理療法